IPO支援サービス > お客様の声 インタビュー記事第2回

2022.08.3ー

精神的支柱にもなった「自分ごと」目線のサービス

サスメド株式会社 取締役 小原 隆幸 様

IPO支援サービスを利用して

——IPOを目指された理由を教えていただけますか?

当社の主力事業である治療用アプリ開発は新しい産業で、アメリカでは2010 年に最初の製品がFDA承認を受けています。国内では2014 年に医療機器として認めるというガイドライン改正がありましたが、2020年まで進展がなく、アメリカからちょうど10年遅れている状況です。「治療用アプリ」という製品や産業の知名度の向上と普及・拡大を目指す一歩としてIPOを目指しました。

——なぜIPO支援を導入されたのでしょうか?

本来は社内ですべて完結させることが理想だとは思いますが、研究開発費を中心に資金を使う当社のビジネスモデルを考えると、準備初期から正社員を雇い、すべてを内製化するのは難しく、より専門的な知識や経験をお持ちの方にサポートしていただきながらやっていく方が効率的だと思い、IPO支援をお願いしました。

——IPO準備にあたり、具体的に御社のどの部分に課題がありましたか?

組織規模がそれほど大きくない中で、有効なガバナンスを構築することとコスト、人員体制とのバランスをいかに取るかが課題だったかと思います。

——その課題のどの部分がグランサーズによって解決されましたか?

担当頂いたコンサルタント(公認会計士)の方は、上場クラスの大きい会社で構築されている内部統制やガバナンスだけでなく、中小企業にフィットさせやすいシンプルな形の仕組みや運用の工夫まで幅広い知識と経験をお持ちだったので、その中から当社にとって一番馴染むであろうアイディアをいただいて、実装までしっかりサポートしてもらえたことが有用だったと思います。

——IPO支援担当者の仕事ぶりはいかがでしたか?

しっかり寄り添っていただけました。上場の申請手続や審査が進むにつれて、監査法人や幹事証券会社などとの間で考え方の齟齬が発生したり、難しい要求や調整を求められたりと、対応に苦慮する場面が増えてきました。そういった中でも、親身になって相談に乗って頂き、精神的に助けられました。

——「精神的に助けられた」という場面を、具体的に教えていただけないでしょうか?

例えばですが、監査法人や各所の審査担当者からの要求への対応を考える中で、当社の管理部門の少ないリソースだと、議論を尽くすことが難しい状況がありました。そんな中で、財務諸表監査やJ-SOX対応の経験や知見をお持ちである御社のコンサルタント(公認会計士)の皆様から、「独立した立場として客観的にどう考えるか」という観点で意見や助言を伺うことができました。
特に、定例会議などの中で、フランクに相談させて頂く関係性が築けていたと感じており、「監査法人はどういう観点から要求していると思うか」「自分が監査する立場であれば、どう考えるか」など、「自分ごと」として親身になってアドバイスしていただけたことが印象的です。
私たちとしては初めてのIPOに向けての試行錯誤の連続の中、寄り添いながら専門家としてのご意見をご提示いただき、道筋を明瞭に示していただきながら、一緒に考えることができ、とても心強く、精神的に助けていただけたと感じています。

——IPO支援の際の対応スピードはいかがでしたか?

弊社も上場して、買収や出資の話を多く頂いています。
そういったものを検討する上で、特に会計・税務関連のデューデリジェンスをご支援頂きたいと考えております。

——IPO支援の際の対応スピードはいかがでしたか?

スケジュールやプロセスに応じた形で、しっかり対応していただけました。

——実際に弊社のサービスを受けたお客様として、グランサーズの特徴を教えていただけますか。

有資格者がいて、上場プロセスの経験もしっかりお持ちであるところだと思います。上場を経験した人がやっているIPO支援会社もあると思いますが、より客観的な視点から見てきている人たちが、その視点と事業会社側の視点を組み合わせることで、IPOに向かって何をしなければいけないかを具体的にアドバイスしていただけるところが特徴だと思います。

—— IPO支援を導入するメリットを教えていただけますか?

費用感とスピードだと思います。IPO審査では、作った組織でいかにプロセスを運用するかというところまで見られていると思いますが、IPO支援サービスを利用することで、コンパクトな組織・人員体制でも運用の方にしっかりフォーカスできたかなと思います。

——IPOを達成された今、どんなビジョンを描かれていますか?

IPOを目指した理由でも少しお伝えしましたが、私たちが行っている事業は世の中の人たちに広くは知られていません。「臨床試験を実施し、医療機器として承認されたアプリです」という話をしても、「他のヘルスケアアプリや瞑想アプリと何が違うんですか?」と聞かれることがまだまだ多いです。治療用アプリはこういうものだということを、より世の中の人たちに知っていただきたいなと思います。治療用アプリで救われる患者さんが多くいるだろうと期待しており、産業そのものを世の中に広めていくと同時に、治療の効果を体験していただく患者さんの数を増やし、医療従事者の方にとっても治療の選択肢を増やしていくことが、当社が今後進めていく事業構想です。

——現在弊社に依頼している業務があれば教えていただけますか?

既にIPOは達成しておりますが、IPO達成後も引き続き支援をお願いしており、今は内部監査の実務まわりの支援を中心にお願いしています。

——現在依頼されている業務以外で依頼したい業務はございますか?

事業規模や組織規模が拡大することで、ガバナンスや内部統制を見直す話が出てくると思うので、その際にはまたアドバイスをいただきたいと思っています。


■インタビュー協力者
サスメド株式会社 取締役 小原 隆幸 様