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後輩指導にマジカルフレーズ!~「いやでも星人」からの卒業~

「後輩指導が上手くできているのか不安だ」「自分の言動、パワハラになっていないかな」「そんなつもりは無いのに、後輩から恐れられている」…こんな不安はありませんか?

ビジネスが大きくなればなるほど、一緒に働く人が増える場合が多いものです。その中でも上下のある関係は食い違いが起こりやすく、言動一つ一つに注意を向けて疲れてしまうことも多いでしょう。

今回は、その中での付き合いをスムーズにするための魔法の言葉をお伝えします。

同僚や友達、パートナーとのコミュニケーションにも活用できますので、意識的にどんどん使ってみてください!

目次[非表示]

  1. 1.立場が違う時のポイント
  2. 2.もやもやするコミュニケーション
  3. 3.言葉選びの重要性
  4. 4.「受け取った」と示すこと
  5. 5.まとめ


立場が違う時のポイント

まず、皆さんは後輩指導において普段何を意識していますか?

「一方的に話さない」「頭ごなしに否定しない」…これらは、相手が立場上自身と緊張して話す場面で、特に注意するべきことです。何もせずとも自身が緊張感を与えていることを自覚し、意識的に柔らかい印象を作るよう努める必要があります。後輩相手のコミュニケーションでは欠かせないポイントだと言えるでしょう。

では、頭ごなしに否定せず、一方的に話さなければ良質な関係を築くことができるのでしょうか?



もやもやするコミュニケーション

以下の例を新入社員の立場になって考えてみてください。

例:以前ダメ出しした企画案を修正してきた、新入社員に対して

 上司  「この企画のAの部分は、どうやって改善したの?」
新入社員 「はい。私は、前回ご指摘いただいた通りターゲットを分析する観点を
     増やし、よりきめ細かな対応ができるよう工夫しました。」
 上司  「うーーん…いやでもさ、それならBの方だってもう少し改善できるんじゃない?」
新入社員 「…確かにそうですね。もう一度検討してみます。」

…正直、少し複雑な気分になりませんでしたか?

この上司は、新入社員が持ってきた修正案の更なる改善点を具体的に示しています。頭ごなしに否定したり、一方的に話したりしているわけではありません。ここまで聞くと、上記のポイントをきちんとおさえた良い上司であるように思えます。

それではどの点が、聞き手を複雑な気持ちにさせているのでしょうか。



言葉選びの重要性

注目すべきは、「いやでもさ、ここはもう少し改善できると思うんだよね。」の、「いやでもさ」です。

「いや」は、相手が言ったことを否定し自分の考えを述べようとする時に用います。また「でも」は、逆説の接続詞であり、前の事柄から予測される結果とは別の結果になることを示します。つまり、「いやでもさ」相手が言ったことを強く否定する言葉です。

この上司は、単に新入社員が言及しなかったことを示し、注目を促そうとしただけでしょう。新入社員が報告した改善については認め、新たな改善点を助言しています。しかし実際には、自身が部分的には認められていることに気付かず「全否定された」と感じ、自己効力感が下がったり上司にネガティブな感情を抱いたりすることが多いのです。

新入社員は上司に報告する際に、緊張していたり自身の考えが認められるか不安だったりすることがほとんどです。そのため、自身の報告を聞く上司からの言葉にとても敏感になっています。そんな時に「いやでもさ」と否定的な言葉を使われると、新入社員はいつも以上に敏感に言葉を受け取り、自信を無くしてしまうのです。

これでは、上司は自身の意図が伝わらず、部下は成功体験を積めず、両者の関係も悪化に向かう…といったように悪いことばかりが起こってしまいます。それに加えて、このような言葉はちょっとしたものであるがゆえに「気付かないうちに口癖になっていた」という人も少なくありません。そのような人は、「いやでも星人」として自分が知らないところで悪いイメージを持たれているかもしれません…

「受け取った」と示すこと

そこでオススメしたいのが、「そうだね。じゃあ、」です。

以下の例を、新入社員の立場になってもう一度考えてみましょう。

例:以前ダメ出しした企画案を修正してきた、新入社員に対して
 上司  「この企画のAの部分は、どうやって改善したの?」
新入社員 「はい。私は、前回ご指摘いただいた通りターゲットを分析する観点を
     増やし、よりきめ細かな対応ができるよう工夫しました。」
 上司  「うーーん…そうだね。じゃあ、Bの方だってもう少し改善できるんじゃない?」
新入社員 「…確かにそうですね。もう一度検討してみます。」

最初の例とはかなり印象が違うのではないでしょうか?

「そうだね。じゃあ、」は、「あなたが言ったことを私は受けとめています」と伝えた上で、相手に新しいものを示せるフレーズです。これなら、部下は自身が言ったことを否定されたとは思わず、それどころか認められたことで新たなことに眼を向けるモチベーションが高まるでしょう。

このように、たった一つのフレーズに気を付けるだけで、相手に与える印象は大きく変わります。そしてそれは、相手のパフォーマンスやその後の関係性にも大きく影響するのです。

まとめ

後輩指導において「どんなことを伝えるか」は意識しやすいですが、「具体的にどの言葉を使うか」への意識はおろそかになりがちです。業務が忙しい時や、テレワーク中など、目の前に相手がいない時には特にそうなってしまうでしょう。しかしこういった時こそ、スムーズなコミュニケーションでお互いが気持ちよく働くことは重要です。マジカルフレーズ「そうだね。じゃあ、」をどんどん使って、後輩や周りの人とより良い関係を築いていきましょう!




グランサーズラボ|コラム部
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