総務の外注って可能なの?総務の外注のやり方を解説します

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近年、企業は競争力の向上や柔軟性の確保を目指して、総務の外注を検討しています。特にリモートワークの普及により、場所や時間に制約を受けずに業務が行われる環境が整っています。本稿では、このような背景を踏まえ、企業活動とリモートワークにおける総務業務の外注化について、その意義やメリット、進め方などを探究します。総務の業務を外注することにより、コスト削減や専門知識の活用、業務効率化と品質向上を実現し、リモートワーク環境下でも円滑な業務運営を実現できる余地が広がっています。今回は総務の外注って可能なのかについて解説します。

目次[非表示]

  1. 1.総務の外注化の意義
    1. 1.1.コスト削減
    2. 1.2.専門知識の活用
    3. 1.3.業務の効率化と品質向上
  2. 2.リモートワーク環境下における総務の外注化のメリット
    1. 2.1.柔軟な人員配置
    2. 2.2.コミュニケーションの維持
    3. 2.3.セキュリティの強化
  3. 3.総務業務の外注化を進める上でのポイント
    1. 3.1.業務の範囲の明確化
    2. 3.2.外注先の選定
    3. 3.3.契約の明確化
    4. 3.4.コミュニケーションとモニタリング
    5. 3.5.継続的な業務改善
  4. 4.結論

総務の外注化の意義

総務の外注って可能なの?総務の外注のやり方を解説します

総務の外注化は、企業にとってさまざまな意義を持ちます。以下にその主な意義を詳しく説明します。

コスト削減

総務業務は企業にとって多岐にわたる業務を包括しています。人事、労務、給与計算、法務、施設管理など、それぞれの分野において専門知識と時間が必要です。しかし、これらの業務を外部の専門業者に外注することで、企業は総務に関する労力や総務に関する経費を削減することができます。特に人材採用のコストや教育及び引継ぎに関するコストが削減されます。外部パートナーは必要な人員の確保や、教育、パソコンなどの設備やソフトウェアの管理に関連する費用を既に負担している場合があります。また、外注によって固定費を変動費へとすることも可能です。


専門知識の活用

総務業務は法務、人事、労務、施設管理など、幅広い専門知識を必要とします。しかし、企業内でこれらの専門知識を持つスタッフを常時雇用することは難しい場合もあります。外部の専門企業に業務を外注することで、その企業の専門知識やノウハウを活用することができます。これにより、高度な専門知識を持つ人材のアクセスが可能となり、業務の品質向上や法的なリスクの軽減につながります。


業務の効率化と品質向上

総務業務を外部に外注することで、企業は自社のコアビジネスに集中できるようになります。総務業務は非常に広範囲であり、多くの時間とリソースを必要とします。それらの業務を外部専門業者に任せることで、企業はより重要な業務にリソースを集中させることができます。これにより、業務の効率化が促進され、生産性が向上します。また、外部専門業者は経験と専門知識を持っており、業務の品質向上にも貢献します。より効率的かつ専門的なアプローチにより、総務業務の品質を向上させることができます。

総務業務の外注化には、コスト削減、専門知識の活用、業務の効率化と品質向上といった意義があります。企業は外部の専門業者との協力を通じて、効果的な総務業務の運営を実現し、競争力を向上させることができます。

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リモートワーク環境下における総務の外注化のメリット

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リモートワーク環境下における総務業務の外注化には、以下のようなメリットがあります。


柔軟な人員配置

リモートワーク環境では、従業員が場所や時間に制約されずに業務を行うことができます。総務業務の一部または全体を外部の総務業務専門企業に外注することで、必要な時に必要な分だけ人員を柔軟に配置することができます。特定の業務がピーク時に集中する場合でも、外部の専門業者によって素早く対応することができます。また、人員配置の柔軟性によって、企業の成長や変化に迅速に対応することも可能となります。


コミュニケーションの維持

リモートワーク環境では、オンラインツールやコミュニケーションツールを活用して情報共有やコミュニケーションを行います。外部の総務業務専門企業も同様にこれらのツールを活用し、企業との円滑なコミュニケーションを維持することができます。進捗報告や相談事項、質問への返答など、リアルタイムなコミュニケーションが可能となります。これにより、遠隔地にいる外部の業務担当者とも効果的に連携し、業務の進捗管理や意思疎通をスムーズに行うことができます。


セキュリティの強化

リモートワーク環境では、セキュリティの確保が重要です。企業データや機密情報の管理と保護が求められます。外部の総務業務専門企業に業務を外注することで、セキュリティ対策や情報管理の責任を専門家に任せることができます。これにより、セキュリティに関するリスクを低減し、企業のデータの保護を強化することができます。外部パートナーはセキュリティに関するベストプラクティスや最新の技術を持っており、データ漏洩やサイバー攻撃などのリスクを軽減するための対策を実施します。

リモートワーク環境下で総務業務を外部に外注することによって、柔軟な人員配置、円滑なコミュニケーション、セキュリティの強化といったメリットを享受することができます。特にリモートワーク環境では、地理的な制約が少なくなるため、遠隔地にある総務業務専門企業との連携が容易になります。これによって、企業は業務の効率化や生産性の向上を図り、組織全体のパフォーマンスを高めることができます。

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総務業務の外注化を進める上でのポイント

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総務業務の外注化を進める上での進め方について考察します。


業務の範囲の明確化

総務業務の外注化を進める前に、どの総務業務を外部に外注するかを明確にする必要があります。企業のニーズや目標に基づいて、外注する業務範囲を選定します。具体的な業務には、人事業務、労務管理、法務サポート、給与計算、施設管理などが含まれます。外注することで効果的にコスト削減や専門知識の活用が期待できる業務を選ぶことが重要です。


外注先の選定

総務業務を外部に外注する際には、信頼性の高い外注パートナーを選定することが重要です。パートナー選びの際には、専門知識や実績、価格、セキュリティ対策などを総合的に評価し、最適なパートナーを選びます。信頼性や専門性を確認するために、過去の実績や顧客の声を参考にすることが有効です。複数のパートナーを比較検討し、企業の要件に最も適したパートナーを選ぶことが重要です。


契約の明確化

外部パートナーとの契約内容を明確にしましょう。契約には業務内容、期間、報酬、機密保持、品質管理などの契約条件を詳細に定めます。契約書には双方の責任と義務を明確に記載し、紛争や誤解を防ぐために法的なサポートを受けることも検討してください。契約内容の明確化により、業務の範囲や品質基準を明確にすることができます。


コミュニケーションとモニタリング

外部パートナーとの定期的なコミュニケーションを確保し、業務の進捗状況や品質についてモニタリングすることが重要です。進捗報告や定期的なミーティングを通じて、業務の進行状況や課題、改善策などを共有しましょう。定期的なコミュニケーションによって、問題の早期発見や改善策の検討が可能となります。また、外部パートナーとのコミュニケーションを円滑に行うために、適切なチャットツールやタスク管理表を活用することも重要です。


継続的な業務改善

総務業務の外注化を一度導入したら終わりではありません。業務の効率化や品質向上のために、継続的な改善を行いましょう。外部パートナーとの協力やフィードバックを活用し、業務プロセスの最適化を図ります。定期的なレビューや評価を行い、業務の品質や効率性を向上させるための改善策を検討しましょう。外部パートナーとの協力体制を築き、長期的なパートナーシップを構築することが重要です。

継続的な業務改善は、総務業務の外注化においても重要な要素です。外部パートナーとの協力を通じて、定期的なレビューや評価を行いましょう。外部パートナーからのフィードバックや提案を活用し、業務プロセスの改善を進めます。品質や効率性の向上に向けた改善策を検討し、実施することで、継続的な業務の改善を実現します。また、長期的なパートナーシップを構築することで、信頼関係を築き、業務の連携と効果的なコラボレーションを促進します。総務業務の外注化を進める企業は、業務の継続的な改善を重視し、外部パートナーとの協力体制を築くことで、持続的な成果と競争力の向上を実現できるでしょう。

総務業務の外注化を進める上で、業務範囲の明確化、外部パートナーの選定、契約の明確化、コミュニケーションと監視、業務の継続的な改善といった要素を考慮することが重要です。慎重な計画と適切な管理を通じて、外部パートナーとの協力を最大限に活用し、総務業務の効率化と品質向上を実現しましょう。

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結論

総務の外注って可能なの?総務の外注のやり方を解説します

総務の外注化は、企業活動とリモートワーク環境下での効率化と柔軟性をもたらします。コスト削減や専門知識の活用、業務効率化と品質向上が期待できます。リモートワーク環境ではオンラインツールやコミュニケーション手段を活用して外部パートナーとの円滑な連携が可能です。ただし、業務範囲の明確化、信頼性の高いパートナーの選定、契約の明確化、コミュニケーションと監視、業務の継続的な改善など、慎重な進め方が重要です。総務業務の外注化を通じて、企業はリモートワーク環境下でも効率的かつ円滑な業務運営を実現し、競争力を高めることができるでしょう。外部パートナーに業務を外注することで、固定費や専門知識の負担を軽減し、経済的なメリットを享受できます。また、専門的なノウハウや最新のテクノロジーを活用することにより、業務の効率化と品質向上が期待できます。

リモートワーク環境下では、オンラインツールやコミュニケーション手段を活用して外部パートナーとの円滑な連携が可能です。しかし、外注化を進める上での慎重な進め方も重要です。業務範囲を明確化し、信頼性の高いパートナーを選定し、契約内容を明確化することで、スムーズな業務遂行を図ることができます。さらに、定期的なコミュニケーションと監視を通じて業務の進捗状況や品質に対する管理を行い、継続的な改善を促進しましょう。総務業務の外注化は、リモートワーク環境下でも効率的で円滑な業務運営を実現し、企業の競争力を向上させる重要な手段です。


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監修|筧 智家至(公認会計士・税理士)
監修|筧 智家至(公認会計士・税理士)
慶応義塾大学商学部卒。監査法人トーマツにて会計監査、株式上場支援、企業の経営改善支援に従事。平成24年筧公認会計士事務所(現:税理法人グランサーズ)を開設。常に現場に入り、経営者とともに課題に取り組み、経営者と常に相談しながら経営者のニーズに応え、解決策を導き出すことをモットーにしている。スタートアップ企業からIPO(上場)準備支援まで、あらゆる成長段階の企業のサポートをしており、税務会計顧問にとどまらない経営を強くするためのコンサルティングサービスに中小企業経営者の信頼と定評を得ている。東京商工会議所専門家エキスパート、セミナー実績多数。経営者向け人気YouTubeチャンネル「社長の資産防衛チャンネル」にも出演中。
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