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「三人寄れば」の落とし穴!!~落ちずに「チーム」を活かすには?~

「三人寄れば文殊の知恵」と言いながら、皆でやるとなんか上手く進まない…

そんな経験が皆さんにもありませんか?

これには、集団での人間の心理が大きく関わっています。

今回のコラムでは、特に従業員を管理する側の方に向け、そのような状況を改善するアイデアをご紹介しています。
事例別に紹介しているので、是非明日の仕事からご活用ください!

目次[非表示]

  1. 1.仕事と集団行動
  2. 2.協働の効果
    1. 2.1.①仕事のスピード感
    2. 2.2.②成果物のブラッシュアップ
  3. 3.事例で見る協働の落とし穴
    1. 3.1.事例1:オンラインミーティングで良い意見が出ない!!
    2. 3.2.事例2:変な意見がいつの間にか通ってしまった!!
  4. 4.対処法
    1. 4.1.事例1:オンラインミーティングで良い意見が出ない!!
    2. 4.2.事例2:変な意見がいつの間にか通ってしまった!!
  5. 5.まとめ


仕事と集団行動


仕事をしていく上で、人とのコミュニケーションを避けることは至難の業です。上司と部下の関係、お客様との関係、競合他社との関係など、常にコミュニケーションが行われていきます。その中でも、ビジネスに大事なコミュニケーションは、「協働」ではないでしょうか。


協働とは、「複数の主体が、何らかの目標を共有し、ともに力を合わせて活動すること」を指します。ビジネスのレベルになると、一人で全てを成し遂げることは難しく、仲間に割り振ったり外部に委託したりすることが一般的です。そのため協働について理解しておくことは、ビジネスを上手く進めていくために不可欠だといえるでしょう。


協働の効果


協働することは、①仕事のスピード感②成果物のブラッシュアップに役立ちます。


①仕事のスピード感

協働によって人の数が増えると、単純に動かせる手の数が増えて業務効率が上がります。またそれ以上に、人材配置の柔軟性が高まり、適材適所での仕事が可能になります。互いの強みを活かし弱点を補い合うことができるのは、協働の大きなメリットといえるでしょう。


②成果物のブラッシュアップ

協働によって人の数が増えると、クライアントの反応をみる前に、同じ担い手からも色々な意見を取り込むことができます。「多様化」がキーワードとなり、それへの対応が必須である現代において、これは大きな強みとなります。


また、協働のメリットはこのような単純な加算効果だけではありません。皆さんにも「一人で考えても駄目だったのに、人と話していたら簡単にアイデアが浮かんだ」という経験があるのではないでしょうか。これは、一人で根詰めた結果狭くなっていた視野が、人に説明する中で課題から距離を置けたことで広くなったことが一因でしょう。このような相互作用も、協働の大きなメリットといえるでしょう。



事例で見る協働の落とし穴

このようにメリットが多い「協働」ですが、その集団性による落とし穴は多数存在します。代表的な事例を2つ紹介します。


事例1:オンラインミーティングで良い意見が出ない!!

会議場面において、人は時に「こんなに人がいるなら私は発言しなくていいや」「他の人の意見に同調しておこう」といった考えを無意識に持ちます。これは「リンゲルマン効果(社会的手抜き)」「同調現象」などと呼ばれるもので、集団で動く際のリスク要因となります。

更に、感染症拡大により一気に普及したオンラインミーティングにおいては、対面の会議状況に加え「画面上のことだと実感が薄い」「相手の反応が分かりづらくて発言するのが怖い」といった要因も加わります。そのため、オンラインミーティングではより一層、リンゲルマン効果や同調現象に注意するべきだといえるでしょう。


事例2:変な意見がいつの間にか通ってしまった!!

集団で会議をして、最初は適切な意見だったのに最終的には過激な/穏健すぎる意見になってしまった経験は無いでしょうか?これは、個人の意見よりも極端な意見が集団では採用されてしまう「集団極性化」と呼ばれる現象です。意見がより危険な方向へと偏ってしまう「リスキーシフト」、逆により安全な方向に向かう「コーシャスシフト」の両方があります。

リスキーシフトに陥った場合、向こう見ずなビジネスプランの策定、クライアントとのすれ違い、炎上騒動などのリスクが高まります。また、一見無視できそうなコーシャスシフトについても、会社の競争力の低下や会議時間などのリソースの浪費などを引き起こします。


これ以外にも、協働には多くの落とし穴が存在します。「人間は理性的な動物」といえども、これらを考慮しないのはリスクマネジメント上問題があるでしょう。

対処法

それでは具体的にどうすれば良いのでしょうか?先ほどの事例ごとにご紹介します。


事例1:オンラインミーティングで良い意見が出ない!!

リンゲルマン効果同調現象には「参加者を個別化する」ということが効果的です。具体的な方法には以下のようなものがあります。


 ・意見を聞くときには指名する (ex:「○○さんはどう思いますか?」)
 ・意見を否定せず、「ただ吐き出す」時間を設ける
 ・各参加者にフリップを用意させ、一人一人に意見を書かせる 
 ・「必ず一回は発言する」などのルールを設ける


また、オンラインミーティングに特有の「画面上のことだと実感が薄い」「相手の反応が分かりづらくて発言するのが怖い」については、以下のような解決策が考えられます。


 ・誰かが発言している際には、いつもより大きなリアクションを参加者に求めておく
 ・参加者に役割を割り当てる (ex:記録、時間管理、要約) 



事例2:変な意見がいつの間にか通ってしまった!!

集団極性化を防ぐには、「強すぎる意見に注意する」「客観的な視点を持つ」ことが有効です。この「強すぎる意見」とは、内容が良いために強い意見ではなく、発話者の「声の大きさ」や「面白おかしさ」などによって「強く見えている」ものを指します。具体的な防止法には以下のようなものがあります。


 ・「声が大きい」人以外に話を振る
 ・会議中は全員が見えるところに、明確なゴールを提示しておく
 ・会議途中にそれまでの流れを整理する時間を作る
 ・会議の参加者ではなかった人に、客観的な意見を貰う



まとめ

ビジネスにおいて、人々が互いに協力し合うことは不可欠です。しかしそれによって個人個人が持つ力を十分に発揮出来なくなれば、むしろマイナスに働いてしまいます。集団で動く際のリスクやその対処法をきちんと理解し、ビジネスで協力する際には自分がどうマネジメントしていくべきか、ぜひ考えてみてください。

グランサーズラボ|コラム部
グランサーズラボ|コラム部

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