グランサーズ株式会社 栗林美菜子さんのストーリー

「“なんくるないさ”でポジティブに乗り越える」。秘書チームのリーダーが語る、仕事への向き合い方

グランサーズ株式会社は、この国の未来を創るベンチャー企業の成長を、企業には欠かせない「バックオフィス」と「ファイナンス」の両面から支える会社です。

なかでも当社の主力サービスである"SUPPORT+iA(サポーティア)"は、「お客様に一番近い距離で一緒に伴走するパートナー」として庶務、財務、経理、人事・労務、総務など、バックオフィス業務を支援しています。

今回はクラウド管理部の秘書チームでリーダーを務める栗林さんにインタビューを実施。仕事のやりがいや、リーダーとしての想いなどを語ってもらいました!

【プロフィール】

栗林 美菜子(くりばやし みなこ):前職は医療系IT業界のベンチャー企業に勤務。「どこに行っても通用する人材になりたい」との思いからキャリアチェンジを決意し、2019年7月グランサーズに入社。現在は自らお客様を担当しつつ、秘書チームのリーダーとしてメンバーのマネジメントに奮闘中。好きな言葉は“なんくるないさ”。

 

秘書チームはお客様の多様なニーズに応える「なんでも屋」

――栗林さんがグランサーズに入社した理由を教えてください。

前職は医療系のIT業界に5年ほど身を置き、健康診断の結果を国に報告する際のデータ加工業務や、社内のデータ入力センターの管理業務などに従事していました。ただ、今後のキャリアを考えたときに、より汎用的なスキルを身につけ、「どこに行っても通用する人材になりたい」と思うようになって。前職で経理について少し勉強していたこともあり、“バックオフィスを極められる仕事”という軸で会社探しを始めました。

いくつかの会社を見るなかで、事業会社のバックオフィス職という選択肢ももちろんありました。ただ、職種を限定したくないという思いと、さまざまな業種のお客様と関わる経験を持ちたいという思いから、グランサーズを志望するに至りました。

 

――秘書チームの業務内容は?

お客様のバックオフィス業務のうち、経理や労務などの領域に属さない業務をすべて担うイメージです。たとえば、お客様の会食日程・場所の決定や、お取引先にお花を贈ったりなどの秘書的な業務を任されたり。勤怠のチェックや経費申請のチェック、健康診断の予約、振込対応の依頼なども多く、まさに「なんでも屋さん」という感じです(笑)。

私たちが担当するお客様はスタートアップ企業が多く、人材採用のコストを抑えるために、当社のサービスをご利用いただいているケースも多いんです。お客様の業種もITからアパレル、飲食店まで本当に幅広いですね。

 

――なるほど、多様なお客様のさまざまな領域の業務を担当しているのですね。栗林さんは異業種からの転職とのことで、特にどのような部分に苦労し、どう乗り越えてきましたか?

最初は右も左もわからない状態で、お客様からの依頼や質問に応えることが大変でした。

ただ、自分のなかで「今日は○○について学んだ!」というように、プラス思考で楽しむことに切り替えて。そのようなスモールステップを繰り返していくうちに、仕事にも慣れることができました。

あとは気持ちに余裕を持つための工夫を凝らすよう努めてきました。たとえば、すぐ終わるタスクは即時に対応して、見た目だけでも行うタスクを減らしていくなどです。

 

目標はみなが働きやすい「オンラインチーム」をつくること

――栗林さんは自身もお客様サポートを行うプレイングマネジャーとして活躍されていますが、まずは「プレイヤー」の観点で、やりがいを感じる事柄を教えてください。

お客様から感謝のお言葉をいただいたときにやりがいを感じます。

バックオフィス業務は、たとえば年に1回の業務など特殊性の高い仕事も多いため、お客様ご自身では把握や管理をしきれない部分があるんです。そのような部分を私たちが先回りしてフォローし、きちんと実行することで、お客様に喜んでいただけたときは嬉しいですね。

 

――具体的に、お客様と接するうえでどのようなことを意識していますか?

「伝え方」を工夫することです。

お忙しい経営者のお客様が多いため、できるだけ相手にわかりやすい言葉でコミュニケーションを行うこと。また、電話でお伝えしづらい内容については、すぐにオンラインミーティングを組むなど、情報の行き違いや齟齬がないよう心がけています。

 

――次に「リーダー」としての役割についてお伺いします。秘書チームのリーダーとして、どのようなマネジメントを行っているのですか?

大きく2つの役割があり、1つ目が案件の管理や進捗のマネジメントです。現在、秘書チームは私を含めて5名のメンバーがいるのですが、メンバー1人あたり平均して10~15社のお客様を担当しています。各自の稼働状況を見ながら、目標達成のための支援をしたり、タスク管理のフォローをしたりしています。

2つ目がメンタル面でのケアです。メンバー1人あたりが行うタスクの量も多いため、1on1などのコミュニケーションを通じてガス抜きをさせるようにしています。

 

――メンバーの成長を感じる瞬間はどんなときですか?

これまで時間がかかっていた事柄や、うまく対応できなかった事柄などに、スムーズに対処できるようになったときでしょうか。

秘書チームの業務は領域が広いため、最初はどのメンバーもお客様の対応に苦労する場面が多々あります。ただ、経験を重ね、数をこなしていくにつれて、パターンをつかんで円滑に進めることができるようになってきます。

私もメンバーとお客様とのグループチャットに加わっているのですが、対応の仕方の変化からも、個々の成長を感じることができますね。

 

――今後、栗林さんとしてどのようなチームをつくっていきたいですか?

「オンラインのメンバーたちも働きやすい職場づくり」が私の目標です。

私たちのチームには全国各地でフルリモートで仕事をしているメンバーがおり、今後もますますオンラインでの働き方が推奨されていく予定です。“オンラインのチーム”としてみなが働きやすいチームづくりのために、効果的なコミュニケーションの方法を模索していきたいと考えています。

現場からの提案を尊重してくれる風土が魅力

――グランサーズの社風や職場の雰囲気について教えてください。

社長との距離が近くて、自身のアイデアや考えを提案しやすい風土があることが特長です。たとえば、以前は存在しなかった固定残業制度もその1つです。作業効率化や外注活用により、残業代が減ることを懸念した当社のメンバーが、社長に問題提起を行ったところ、制度として取り入れてもらえることになりました。

秘書チームに関して言えば、メンバーの仲がよく、ラフな雰囲気でわいわいと仕事をしているチームですね。コロナ禍以前は結構な頻度で飲み会を実施していたんですよ(笑)。また経理チームや労務チームなどと一緒に動く機会もあるため、横のコミュニケーションも活発だと思います。

 

――グランサーズに入社すると身につくスキルは?

各領域でプロフェッショナルになれることはもちろん、秘書チームの仕事であれば、小規模な会社の管理部門業務を1人で回すことができるくらいのスキルを身につけられるのではないかと思います。

会社としても研修制度がしっかりと整っていますので、新しく入社した方も、研修と現場でのOJTを通じて専門知識を身につけられる環境がありますね。

 

――最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。

グランサーズは、学ぶ気持ちがあればいくらでも成長できる会社です。

事業会社のバックオフィス職の場合、どうしても切り出した一部分の業務を担当することが多くなりますが、当社では全体を任せてもらえますし、実務を通して多種多様なお客様のケースを学ぶことができます。

私も最初は慣れないことばかりで不安な日々を過ごしていたのですが、「なんくるないさ」という気持ちで毎日ポジティブに取り組んでいたところ、今後に役立つスキルをたくさん身につけることができました。ぜひ未経験の方も恐れずに飛びこんできてください!