経理職のスキルアップ方法はこれ! おすすめの資格を取得してスキルアップを目指そう
オンラインアシスタント・秘書サービスなら「サポーティア(SUPPORT+iA)」
「経理の仕事について今まで必死に仕事を覚えてきたけど、そろそろ新しいことにチャレンジしたい。」
「慣れてきたから資格取得してスキルアップや年収アップもしていきたい。」
と考える人も少ないでしょう。
しかし経理は評価基準が難しく、単にスキルアップといってもどうしたらいいのかわからない……といった声も。
ここでは経理のスキルアップとはどういったものがあるのか、またスキルアップを目指すのにおすすめの資格をご紹介していきます。
目次[非表示]
- 1. 経理職が目指すスキルアップ方法
- 2.経理職がスキルアップを目指すのにおすすめの資格
- 2.1.日商簿記検定|経理の知識を幅広く身につけられる
- 2.2.給与計算検定|給与計算のスペシャリストに
- 2.3.ビジネス会計検定|財務諸表を読み解く力がつく
- 2.4.TOEIC|外資系への転職を考えるなら英語力が必須
- 2.5.BATIC|国際会計基準の簿記検定(2022年で廃止)
- 2.6.USCPA |米国の公認会計士資格
- 2.7.公認会計士|幅広いポジションでの活躍が期待できる
- 2.8.税理士|税務や会計業務で独立を考えるなら
- 3.まとめ
- 4.ハイレベルな経理人材なら「SUPPORT+iA(サポーティア)」の導入を!
経理職が目指すスキルアップ方法
経理職がスキルアップをするのにおすすめの方法を、3種類ご紹介していきますしょう。
・日々行っている業務を効率化することで評価してもらう方法
・より専門性を高めて企業にとって貴重な人材になってスキルアップする方法
・転職して新たな経験を積んでスキルアップする方法
それぞれ詳しくみていきましょう。
経理職のスキルアップ方法①|日々の業務で評価してもらう
経理職は、日々の業務を的確かつ迅速におこなうことが求められます。そしてPC業務が仕事内容の大半を締めており、PC操作の知識は必要不可欠なものとなっているのです。その中でもさまざまな業務に取り入れられているExcelは、使いこなせることが必須とされています。Excelは機能が豊富なため、資料作成や会計業務、データ分析などシーンに合わせて上手く活用すると業務効率を大幅にあげることが可能。そのためデータ加工に関数を用いたり、ショートカットキーを活用したりして効率化を図ることで、自身のスキルアップに繋がります。その結果生産性があがり、こなせる業務も増えていきます。そして企業からの評価へとつながっていくといえるでしょう。
経理職のスキルアップ方法②|専門性を高める
経理職は会社のお金を管理している部門です。そのため会計業務や税の知識について専門性を高めると、企業にとって居なくては困る人材として評価があがるでしょう。もちろん専門知識を深めることは自身のスキルアップにも繋がります。税務分析に強くなれば、企業の税務を担う部署に異動できたり、公認会計士や税理士の国家資格を取得すれば、独立して開業したりもできるでしょう。独立した場合の年収は1000万円を超えるとも言われています。国家資格以外にも日商簿記や給与計算検定など、日常業務で役に立つ資格を取得するのもスキルアップ方法の1つです。そして語学力を身につけると、海外とのやりとりを任せられるなど企業内でのレベルアップが可能でしょう。
経理職のスキルアップ方法③|転職を視野に入れる
今まで培ってきた経験を生かしてスキルアップするために転職する、という道もあるでしょう。転職によって業務の幅が広がったり、経理としてより成長が見込まれる場合もあります。これまでの経験や知識・もっている資格が高く評価されれば、年収のアップが期待でき、昇進の可能性もでてきます。しかし転職で気をつけなくてはいけないのは、その企業が経理職にどこまで業務を任せているかどうかです。せっかく転職しても会計業務のほとんどは公認会計士日々の記帳や、決算書作成を公認会計士やは税理士等の専門家に任せている、といった企業ではスキルアップは見込めないでしょう。自分がどこまでスキルアップを目指しており、どの業務に携わりたいのか明確にし、転職先を見極める必要があります。
経理職がスキルアップを目指すのにおすすめの資格
経理でスキルアップを目指すためにおすすめの資格をご紹介していきます。スキルアップするためには実務経験を積むことはもちろん、自分の実力を明確に示すためにも資格の取得はおすすめです。もっている資格によって報酬や待遇は変わるでしょう。しかし経理の資格といっても目指す未来によってさまざまな種類があります。自分のキャリア形成の為にはどんな資格が役に立つのか参考にしてみてください。
日商簿記検定|経理の知識を幅広く身につけられる
日商簿記検定は企業に最も求められる資格として知られており、経理職の代表的な資格です。日商簿記検定は4級から受験可能ですが、経理職のスキルアップのためには2級以上をおすすめします。2級では商業簿記に加え、工業簿記が習得可能。そして財務諸表から企業の経営状況の分析・会計実務を踏まえたうえでの適切な処理などが学べます。あらゆる業種の経理職で生かせる資格でありなので、転職の際も有利になるので取得しておいて損はない資格です。
給与計算検定|給与計算のスペシャリストに
給与計算検定とは、企業の給与計算業務に特化した資格です。給与計算検定を取得すると、企業の給与計算業務について確かな能力があることの証明にもなります。2級と1級があり、受験資格がないので誰でも受験可能。2級では給与計算について、1級では社会保険や年末調整について出題されています。給与計算や社会保険業務に携わっている人は、一度自分の実力を証明するためにも受験してみてはいかがでしょう。
ビジネス会計検定|財務諸表を読み解く力がつく
ビジネス会計検定は、財務諸表の理解力が身につく資格です。日商簿記が財務諸表の作成能力を身につける資格なのに対して、ビジネス会計検定は財務諸表から企業の状況を分析・把握する能力を身につけること事を目的とした資格になります。受験資格はありません。3級と2級があり、3級は貸借対照表や損益計算書、キャッシュフロー計算書に記載される項目が出題。2級は連結財務諸表の項目や損益分岐点などが出題範囲となっています。2007年に新しくはじまった資格試験で、年々需要が高まってきています。
TOEIC|外資系への転職を考えるなら英語力が必須
TOEICは、英語でのコミュニケーション能力をはかる世界共通テストです。外資系の企業へ転職を考えている人は語学力が必須になります。外資系以外でも英語が話せる人は重宝されるでしょう。就職で評価される基準は600点以上。企業が求める英語力は電話やメールで問題なくやりとりできる・商品の説明ができるなど基本的な英語力です。そのため、スキルアップのために勉強している人も少なくありません。使える英語力を身につけることで、転職の際にアピールポイントにもなります。
BATIC|国際会計基準の簿記検定(2022年で廃止)
BATICは国際会計基準の簿記で、すべて英語で出題されます。日本の企業が多く海外進出をしている昨今、国際基準の会計知識をもっている人が必要とされています。試験内容は、英文簿記(英語での簿記を作成・説明)や国際会計基準理論を理解し、財務諸表の作成・分析が可能かをが問われます。BATICの資格を取得していれば、国際基準の会計知識と語学力量の両方をアピールできます。
※BATICは20202年の試験をもって廃止が決定しています。取得済みの資格は、そのまま引き続き利用可能。
USCPA |米国の公認会計士資格
USCPAとはU.S. Certified Public Accountantの略で、米国公認会計士のことです。国際ビジネス資格の最高峰に位置づけられる資格であり、現在は日本での受験も可能。日本国内だけでなくグローバルな働き方を目指している人ひとにおすすめの資格です。試験内容は広範であり、幅広い知識を学べるのが特徴。会計のプロフェッショナルである公認会計士の需要はますますあがってきているので、年々人気が高まっている資格でもあります。しかし資格試験の内容はすべて英語であるため、英語力がない人の受験は厳しいでしょう。
公認会計士|幅広いポジションでの活躍が期待できる
会計のプロといえば公認会計士。活躍の場が広いため、組織内部の会計士として働くことはもちろん、独立して開業する道も選べます。会計のプロとしてスキルを磨きたい人におすすめです。公認会計士は受験資格がなく年齢制限もないので、誰でもチャレンジできます。しかし国家資格である医師・弁護士と並ぶほどの難易度の高い資格です。出題内容が広範であるため、独学での受験は厳しいといえるでしょう。
税理士|税務や会計業務で独立を考えるなら
税理士は税務のプロです。1度資格をとってしまえば企業内の評価もあがり収入の増加も見込めるでしょう。また独立して自分の会社をもつことも可能です。税理士の受験資格は細かく規定されているので、受験資格に満たない人は受験できません。合格率10%程度とされており、5科目すべての合格が必須です。しかし5科目すべて一度に合格する必要はありません。1度合格した科目は有効期限がないので、何年もかけて少しずつ受験が可能です。
まとめ
経理職は評価の判断基準があいまいなため、なかなかスキルアップが難しいと考えられています。しかし実際には、会社の経営を左右する大切なポジションであり、幅広い知識をもっているので、目指す方向性はさまざまあります。企業でキャリアアップを考える場合、グローバルな働き方を目指したいす人、独立したいするなど、。自分が目指す将来がどのような方向なのか考えて、スキルアップをはかっていってくださいね。
ハイレベルな経理人材なら「SUPPORT+iA(サポーティア)」の導入を!
ハイレベルな経理人材を求めているなら、公認会計士が運営・監修している「SUPPORT+iA(サポーティア)」がおすすめです!
「SUPPORT+iA(サポーティア)」は公認会計士が運営・監修するオンラインアシスタントサービスです。
こだわりの品質でバックオフィス業務をサポート!
高い専門性を求められるため採用の難しい経理人材ですが、「SUPPORT+iA(サポーティア)」を使えば高度な業務をすぐに導入できます。
バックオフィス業務を外注することで、本業に専念する時間が増えると好評です。
関連記事