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変動費と固定費の違い|変動費率を抑えるためには

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会社の経営状況を分析する1つの方法として、損益分岐点を求めることが考えられます。どの程度製品を生産したり、商品を販売したりすれば利益が出るのかを把握しておくことは、企業経営において重要な要素です。

損益分岐点を考える際に大事な費用として、変動費と固定費が挙げられます。この記事では、変動費と固定費の違いや変動費率を抑えるためのポイントを解説します。

目次[非表示]

  1. 1.変動費とは
  2. 2.変動費と固定費の違い
  3. 3.変動費の計算方法
    1. 3.1.■製造業の場合
    2. 3.2.■建築業の場合
    3. 3.3.■卸・小売業の場合
  4. 4.限界費用と限界利益
  5. 5.変動費率とは
    1. 5.1.変動費率を下げる方法
  6. 6.変動費は損益分岐点を求める指針
  7. 7.事業にかかる費用のことでお悩みのときは、グランサーズにご相談ください!
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変動費とは

「変動費」とは可変費とも呼ばれるものであり、生産量や販売量に比例して増減する費用のことを指します。具体的には、原材料費・仕入原価・販売手数料・運送費・外注費などが挙げられます。

売上に関係なくコストが発生する固定費と比べて、変動費では売上高や生産高に影響を受けるのが特徴です。例えば、製品を200個生産するならば、原材料を200個仕入れる必要があると考えられるので、生産量や販売量に応じて金額が変動します。


変動費と固定費の違い

「固定費」とは、売上高や販売量などに左右されず、一定の金額が発生する費用のことを指します。事業そのものを継続するために必要な費用であり、具体的には給与・賞与などの人件費や減価償却費、家賃やリース代などが挙げられます。

固定費に分類される項目は、損益計算書では販売費及び一般管理費に分けられるものが多いのが特徴です。固定費が少なければランニングコストは低いので、それだけ事業を回しやすいと言えるでしょう。

逆に固定費が多い水準にあれば、変動費が増加することによって経営を圧迫する要因になるので注意が必要です。固定費とのバランスを考えた上で、変動費をとらえていく必要があります。

ご質問やご相談など、コチラからお気軽にお問い合わせ下さい!


変動費の計算方法

変動費の求め方を考える上で、まずは売上に関する費用を変動費と固定費に分ける必要があります。2つに分ける方法を「原価分解」もしくは「固変分解」と呼びます。

売上高や生産高と比例する変動費と、比例をしない固定費を分けることによって、将来的に利益がどのように変化するのかを予測することが可能です。原価分解では、基本的に勘定科目ごとに変動費か固定費かを振り分けていきます。

分類方法は業種によっても違いがあるので、詳しくは税理士に相談をしてみましょう。ここでは、製造業や建築業、卸・小売業について変動費と固定費を分けてみます。


■製造業の場合


変動費
固定費
直接材料費、買入部品費、外注費、間接材料費、その他直接経費、重油等燃料費、当期製品知仕入原価、当期製品棚卸高―期末製品棚卸高、酒税                              

●製造原価

直接労務費、間接労務費、福利厚生費、減価償却費、賃借料、保険料、修繕料、水道光熱費、旅費、交通費、その他製造経費

●販管費

販売員給料手当、通信費、支払運賃、荷造費、消耗品費、広告費、宣伝費、交際・接待費、その他販売費、役員給料手当、事務員給料手当、支払利息、割引料、従業員教育費、租税公課、研究開発費、その他管理費

参照:【中小企業庁】中小企業BCP策定運用指針


■建築業の場合


変動費
固定費
材料費、労務費、外注費、仮設経費、動力・用水・光熱費(完成工事原価のみ)運搬費、機械等経費、設計費、兼業原価                                                                                  
労務管理費、租税公課、地代家賃、保険料、現場従業員給料手当、福利厚生費、事務用品費、通信交通費、交際費、補償費、その他経費、役員給料手当、退職金、修繕維持費、広告宣伝費、支払利息、割引料、減価償却費、通信交通費、動力・用水・光熱費(一般管理費のみ)、従業員教育費、その他管理費

参照:【中小企業庁】中小企業BCP策定運用指針


■卸・小売業の場合


変動費
固定費
売上原価、支払運賃、支払荷造費、支払保管料、車両燃料費(卸売業の場合のみ50%)、保険料(卸売業の場合のみ50%)                                                                                                  
販売員給料手当、車両燃料費(卸売業の場合50%)、車両修理費(卸売業の場合50%)販売員旅費、交通費、通信費、広告宣伝費、その他販売費、役員給料手当、事務員給料手当、福利厚生費、減価償却費、交際・接待費、土地建物賃借料、保険料(卸売業の場合50%)、修繕費、光熱水道料、支払利息、割引料、租税公課、従業員教育費、その他管理費

参照:【中小企業庁】中小企業BCP策定運用指針


上記の点を踏まえた上で、限界費用と利益率について解説します。

ご質問やご相談など、コチラからお気軽にお問い合わせ下さい!


限界費用と限界利益

限界費用とは、生産量を増加させたときにどの程度の追加費用がかかるのかを示すものです。例えば、1日あたり100個の製品を生産している工場が101個の生産に増やしたとしても、家賃や水道光熱費などの増加分はわずかです。

一方で、原材料費や労働者に支払う人件費は増加することになります。企業は基本的に利益を最大化するための行動をとっていくので、追加的な費用がいくらかかるのかを把握するために限界費用を考える必要があります。

そして、限界利益とは売上高から変動費を差し引いたものを指します。限界利益率といった場合には、売上高に対する変動費の割合を意味しています。

限界利益は固定費と利益を足し合わせたものであり、「限界利益(固定費+利益)+変動費=売上高」となります。売上高と費用(変動費+固定費)が一致する場合は利益がゼロになり、これを損益分岐点と言います。

事業活動においては、損益分岐点よりも売上を高めていくことで利益が発生するので、重要な経営指標なのです。一般的に、固定費が高くなれば損益分岐点も上がってしまうので、多くの商品を売らなければ利益が出ないと言えます。


変動費率とは

変動費率とは、変動費を売上高で割ったものを指します。変動費率を下げるほうが事業としては安定性が増すため、その基となる費用をどのように減らしていくかが課題となります。

次に、変動費率を下げる方法について見ていきましょう。


変動費率を下げる方法

変動費率を削減するには、まず事業活動における費用を変動費と固定費に分けたうえで、固定費を見直していく必要があります。固定費が高ければ、同じ売上高であっても損益分岐点を満たすハードルが高くなるので気を付けておきましょう。

人件費や広告宣伝費、家賃などを網羅的に見直すことによって固定費の負担を軽減していくことが大切です。しかし、固定費全体を見直すことは多くの時間と手間がかかります。

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社内のリソースをコア業務に集中させるには、業務効率を考えた上で改善していく必要があります。変動費を下げて、さらに利益の出る企業体質づくりに取り組むために、サポーティアをぜひ活用してみましょう。

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変動費は損益分岐点を求める指針

変動費は固定費と異なり、売上高や生産高によって大きく左右される費用です。経営分析を行うための指標の1つである損益分岐点を考える上で重要な要素であり、どのような勘定科目が当てはまるのかを業種別にしっかりと押さえておきましょう。

しかし、社内のリソースが十分でないときに、細かな経理処理まですべて点検しようとすれば時間や労力が多く必要な面があります。サポーティアでは経理などのバックオフィス業務をサポートしており、単なる業務代行ではない満足度を提供しています。


事業にかかる費用のことでお悩みのときは、グランサーズにご相談ください!

事業にかかる費用について気になったときには、オンラインアシスタント・秘書サービスのSUPPORT+iA(サポーティア)を積極的に活用してみましょう。

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グランサーズラボ|編集部
グランサーズラボ|編集部
2021年生まれ。 BPOや業務効率化など企業成長のためになることがすき。 特にスタートアップやベンチャーなど新しいことに挑戦している人たちを応援するのが生きがい。 知りたい情報のリクエストも受け付けてます!
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