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経理代行サービスの利用にかかる費用相場はどれくらい?サービス利用で得られるメリットと合わせて検討しよう

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経理業務は、どんな会社でも多かれ少なかれ発生するもので、常に取り組む必要があり、手間と時間がかかります。

そこで役に立つのが、会社内の経理関連の業務を請け負ってくれる経理代行サービスです。経理業務をアウトソーシングすることで、業務を効率化することができます。

しかし導入を検討する際に、その費用が気になるという方は多いと思います。

本記事では、経理代行サービスを利用する際にかかる費用の相場について紹介します。

サービスを利用することで得られるメリットと費用のバランスを考慮して、サービスを導入すべきかを決めましょう。

目次[非表示]

  1. 1.経理代行サービスで委託できる業務内容
    1. 1.1.記帳代行
    2. 1.2.給与計算・年末調整
    3. 1.3.経費精算
    4. 1.4.決算処理
  2. 2.経理代行サービス利用にかかる費用の相場を業務別に紹介
    1. 2.1.記帳代行サービスにかかる費用
    2. 2.2.その他業務範囲の拡大にかかる費用
  3. 3.経理代行サービスを利用して得られるメリットにはどんなものがあるか
    1. 3.1.経理業務にかかるコストの削減
    2. 3.2.人材をコア業務に集中することで得られるメリット
    3. 3.3.新規の税制や会計処理に対応するコストの削減
  4. 4.まとめ

経理代行サービスで委託できる業務内容

経理業務の中には、毎日発生するものや月単位で取り組むべきもの、年に一回のペースで取り組むものなど様々な種類があります。

経理代行サービスではどのような業務を委託することができるのでしょうか?

ここでは、経理代行サービスに依頼できる経理業務の主なものを紹介します。

経理業務の内容を整理して、どの部分を委託するか検討しましょう。


記帳代行

経理代行サービスを利用して、日々の記帳を代行してもらえます。

記帳は、営業活動で発生した売上や経費などを帳簿に記録していく業務で、毎日発生するものです。

正確な記帳ができないと、最終的に作成する決算書に虚偽の内容が盛り込まれてしまう恐れもあるため、重要な業務といえます。

毎日発生する記帳業務は膨大な量になりますから、業務を委託することで社員の負担を大幅に軽減することができます。


給与計算・年末調整

従業員に対して支給する給与計算も、経理代行サービスに委託できる業務の1つです。

給与計算には、単に支給する給与金額の計算にとどまらず、社会保険の会社負担・従業員負担の計算及び給与からの控除計算などの業務も含まれます。

さらに、年に一回の年末調整もかなりの業務量があるボリュームのある仕事です。

11月頃に集中して膨大な量の業務が発生することから、年末調整のみを経理代行サービスに委託して乗り切っているという会社も多いです。


経費精算

日々の営業活動で発生した経費を精算する処理や、仕入れ先及び各種業者に対して支払う代金の精算を行うことも経理業務の重要な要素です。

営業活動の際に発生した出張旅費や飲食代、備品の購入など、営業活動の中で経費精算を行うケースは非常に多く、それに伴って業務量も多くなります。

経理代行サービスに委託して経費精算にかかる負担を軽減することができます。


決算処理

決算処理は、経理業務の中でも特に重要なものです。

具体的には、貸借対照表や損益計算書・資本変動計算書・キャッシュフロー計算書などが該当します。

これら決算書類は、自社で活用するだけでなく外部に公表する資料となります。

株主や融資を依頼する金融機関など利害関係者に対して、自社の財務的状況を公表する資料として重要な役割を果たします。

そのため、正確性と期限を厳守して作成する対応が求められます。

経理に関する専門的な知識と経験をもった経理代行サービスに委託することで、重要な決算書類を正確に素早く作成してもらえます。



経理代行サービス利用にかかる費用の相場を業務別に紹介

経理代行サービスを利用する際にかかる費用について、相場を紹介します。

会社の経理業務を一括ですべて委託することも可能ですが、特定の業務に限定して依頼をすることもできます。

業務ごとの費用相場を参考にして、自社にとって最適な委託内容を検討しましょう。

今回紹介する相場はあくまで参考です。地域や具体的な業務内容によっても変動がありますので、実際に検討する際は個別に見積もりをとるようにしましょう。


記帳代行サービスにかかる費用

記帳代行業務を委託する際にかかる費用は、仕訳の件数によって決まることが多いです。

1ヶ月ごとの費用相場は以下のような内容です。

 ・100仕訳まで:10,000円
 ・101~200仕訳:15,000円
 ・201~300仕訳:20,000円
 ・301~400仕訳:25,000円
 ・401仕訳以上:30,000円

経理代行サービスの中には、仕訳1件あたりの従量制で費用を計算する方式を採用しているところもあります。

件数が少ない場合は、従量制を採用している業者を利用したほうが費用を抑えられる可能性があります。


その他業務範囲の拡大にかかる費用

記帳業務以外の経理業務にかかる費用相場は、以下のような内容です。

 ・給与/賞与:従業員1人当たり2,000円
 ・年末調整:10,000~20,000円
 ・決算処理:50,000~200,000円(事業規模によって異なる)

決算処理の代行にあたり、決算書類の提出及び申告手続きなどは、税理士資格がないとできません。ですから、すべての業務を代行してもらう場合は、税理士事務所や税理士と連携しているサービス会社に委託する必要があります。

その場合の費用相場は、少し高くなり150,000〜250,000円程度になります。



経理代行サービスを利用して得られるメリットにはどんなものがあるか

経理代行サービスを利用するには費用がかかりますが、会社にとって多くのメリットが得られます。

サービス利用にかかる費用と、それによって得らえるメリットを比べて、導入する価値があるか総合的に検討することが重要です。


経理業務にかかるコストの削減

自社で経理業務をこなすためには、一定のコストがかかります。

経理の専門知識と経験をもった人材を育成する必要があり、これにはかなりの時間と労力を要します。

最初から経理業務を代行サービスに委託すると決めれば、自社で人材を育成するコストを抑える効果が期待できます。


繁忙期に限定してサービスが受けられる

経理代行サービスの利用方法として、繁忙期に限定して活用するというものがあります。

年に一度の年末調整や決算期近辺など、ボリュームがあり専門的な知識を必要とする業務に限定して業務を委託するのです。

そうすることで、決算期や年末調整などの繁忙期に、経理業務に追われて通常業務に支障をきたすような事態を避けることができます。


人材をコア業務に集中することで得られるメリット

経理代行サービスを活用して経理業務をアウトソーシングすることで、自社社員をコア業務に集中させられるというのは大きなメリットです。

会社によっては、営業担当者が経理業務を兼ねているケースも見られますが、経理業務に時間を取られて営業に集中できないケースも少なくありません。

営業活動などのコア業務に集中するというのは、経理代行サービスを利用する目的の中でも多く見られるものです。


新規の税制や会計処理に対応するコストの削減

経理代行サービスを利用することで、新しい税制や会計処理に対応するためのコストを削減できます。

税制や会計処理上のルールは、法改正によって変更されることがあります。

自社で経理業務を行っている場合は、このような法改正に常にアンテナを張り、内容を精査して自社への影響を確認する必要があります。

難解な内容であるうえに、誤った処理をしてしまうリスクもあります。

経理代行サービスを利用すれば、このような最新の法改正に対しても迅速かつ正確に対応してくれるため、手間とコストを軽減できます。



まとめ

経理代行サービスの導入には多くのメリットがあり、業務効率化に非常に有効です。一方で、サービスの利用には当然ながら相応の費用がかかります。

利用したいサービスの費用相場を知り、導入によって得られるメリットと比較して、自社に最適な導入の方法を検討しましょう。


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経理代行サービスでどんな業務を委託できる?サービス内容をより具体的に解説。


監修|筧 智家至(公認会計士・税理士)
監修|筧 智家至(公認会計士・税理士)
慶応義塾大学商学部卒。監査法人トーマツにて会計監査、株式上場支援、企業の経営改善支援に従事。平成24年筧公認会計士事務所(現:税理法人グランサーズ)を開設。常に現場に入り、経営者とともに課題に取り組み、経営者と常に相談しながら経営者のニーズに応え、解決策を導き出すことをモットーにしている。スタートアップ企業からIPO(上場)準備支援まで、あらゆる成長段階の企業のサポートをしており、税務会計顧問にとどまらない経営を強くするためのコンサルティングサービスに中小企業経営者の信頼と定評を得ている。東京商工会議所専門家エキスパート、セミナー実績多数。経営者向け人気YouTubeチャンネル「社長の資産防衛チャンネル」にも出演中。
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