【2023年最新版】オンライン秘書サービスのおすすめ10選を徹底比較!選定で押さえるべき基準を解説
オンラインアシスタント・秘書サービスなら「サポーティア(SUPPORT+iA)」
「人手不足を解消したい!」というのは多くの企業が抱える悩みです。その悩みを解決する手段として「オンライン秘書」がおすすめです。
オンライン秘書は、秘書業務だけでなく経理などバックオフィス業務を依頼できて、オンライン上で手続きが完結するサービスで、近年利用する企業が増えています。
本記事では、オンライン秘書サービスについて、基本的なことを解説し、比較検討する際に押さえるべき基準とおすすめのサービスを紹介します。
オンライン秘書とは?
オンライン秘書とは、秘書業務をはじめとした企業のバックオフィス業務を、オンライン上でアウトソーシングできるサービスです。
依頼できる主な業務
オンライン秘書には、秘書業務以外にも、経理、人事、総務など企業のバックオフィス業務全般を幅広く依頼できます。オンライン秘書と似た名称としてオンラインアシスタントがありますが、基本的には同様のサービスと考えて問題ありません。強いて言えば秘書業務を依頼したい場合は「オンライン秘書」で探すほうが効率的というくらいでしょうか。
実際オンラインで対応できる業務ならばほとんど何でも対応してくれます。
とはいっても、サービスごとに対応業務の細かい違いや得意分野があり、特徴は様々です。
オンライン秘書と外注との違い
「外注」とは、企業が業務を社外に発注すること全般を指す言葉です。
つまり、外注とはかなり広い意味を持ち、オンライン秘書サービスは外注の中に含まれる一つの種類と言うことができます。外注の中には、オンライン秘書サービスとは異なる形態の業務発注も含まれています。
オンライン秘書と派遣社員との違い
外注に含まれる代表的なものとして派遣社員があります。
派遣社員は、派遣会社と雇用関係にあります。そして派遣会社を運営するには、派遣事業許可という国の許可が必要です。派遣会社は、依頼を受けた企業(派遣先)の要望に応じた派遣社員を派遣し、派遣社員は派遣先で業務にあたります。基本的に出社を前提としており、個人で業務に対応するのが特徴です。
一方でオンライン秘書の場合、サービス提供会社と所属スタッフの契約形態は、サービスによってさまざまです。正社員だけでなくアルバイトスタッフがいる場合もあります。サービスを提供する会社は、業務内容に応じてスタッフを調整して業務にあたります。基本的に、業務の依頼から遂行までオンライン上で完結しますが、サービスによっては一部オフラインの業務にも対応しています。また、派遣社員と違いチームで業務に対応します。
オンライン秘書のメリット
オンライン秘書のメリットは次の3つです
- コア業務に集中できる
- コストを抑えて業務を効率化できる
- 時期による業務量の変動に対応できる
順番に解説していきます。
コア業務に集中できる
電話やメール対応、その他バックオフィス業務をオンライン秘書に依頼することで、コア業務に社内のリソースを注力させられます。バックオフィス業務は事業が成長するほど量が増えていくものです。後回しにできない業務も多く、バックオフィス業務にリソースを取られてコア業務が疎かになってしまっては本末転倒です。手が回らなくなる前に効率化できる体制を整えておくことをおすすめします。
コストを抑えて業務を効率化できる
オンライン秘書の利用は、自社で同様の業務ができるスタッフを採用したり育成したりするよりもコストを抑えることができます。
自社で採用・育成をする場合、まず採用にコストが掛かります。採用後も一人前になるまで育成をするには相応の時間とコストがかかります。一方オンライン秘書なら、契約してすぐに即戦力を期待できます。
電話やメール対応、その他バックオフィス業務の負荷が上がっているけれども、新たに人材を雇う余裕がないという場合、オンライン秘書の利用がおすすめです。
時期による業務量の変動に対応できる
オンライン秘書サービスの多くは、実働時間に応じた料金プランで、月単位で契約できます。そのため、人手不足になる繁忙期のみオンライン秘書を利用することも可能です。繁忙期に合わせた人数のスタッフをつねに雇うのは難しいものの、現状の人数で繁忙期を迎えると業務が回らないという場合、オンライン秘書の利用がおすすめです。
オンライン秘書のデメリット
オンライン秘書のデメリットは次の3つです
- 外注費が発生する
- 事前にスタッフのスキルを確認できない
- 対応できない業務がある
順番に解説していきます。
外注費が発生する
当然ですがサービスの利用には費用がかかります。
主要なオンライン秘書サービスの時間あたりの単価は3,000円程度です。アルバイトの時給で考えると割高に感じるかもしれません。もちろん即戦力となる優秀な人材を提供してくれるので必ずしも無駄とは言えませんが、中長期での利用を考えた時に、依頼した業務の内容によってはアルバイトを雇った方がコストを抑えられることもあります。
事前にスタッフのスキルを確認できない
自社で採用を行う場合は、面接でスキルや性格を確認して判断することができますが、オンライン秘書の依頼の際に面接などはありませんから、事前にスタッフのスキルを確認することはできません。
もちろんサービス提供会社側では、厳しい面接や研修を経た相応のスキルセットを持つ優秀な人材を揃えているはずです。しかし実際に業務を開始してみたらスキルや業務量においてクオリティが期待を下回るというケースもありえます。性格の相性もありますから、そういった点を念頭に入れておく必要があります。
対応できない業務がある
「オンライン秘書」というくらいですから、依頼できる業務は基本的にオンラインで完結できるものに限られます。
例えば書類の整理や郵送などの業務、外回りの営業に同行するなどのオフライン業務は基本的に依頼することができません。
オプションで一部のオフライン業務も受け付けているサービスもありますが、かえって割高になるケースもありますので注意が必要です。
オンライン秘書を比較する基準
オンライン秘書を比較する基準として次の5つのポイントが重要です。
- 対応業務の範囲
- 料金体系
- スタッフ採用基準
- 実績・評判
- セキュリティ対策
順番に解説していきます。
対応業務の範囲
オンライン秘書、オンラインアシスタントともに、バックオフィス業務全般に対応しているサービスが多いですが、サービスごとに強みや得意分野が異なります。そのため、重点的に依頼したい業務があれば、その業務に強いサービスを選ぶことをおすすめします。
また、業務ごとにどこまで対応してもらえるかも確認が必要です。たとえば、オンライン秘書の業務として代表的な電話対応であれば、単純な取り次ぎのみなのか、利用企業に合わせてカスタマイズしたスクリプトを基にしてもらえるのかなど、サービスによる違いがあります。
料金体系
オンライン秘書の料金体系は、月の実働時間に応じた月額固定費のプランが主流です。実働時間内で、そのサービスが対応している業務のうち、どの業務をどこまで依頼するか調整します。
月20~30時間程度のプランが最も多く、長期の契約期間を選ぶことで割安になるプランを設けているサービスもあります。トライアルプランがあるサービスもありますでの、使ってみてから検討したいという場合は活用してみると良いでしょう。
また、追加や時間外で業務を依頼する場合の料金なども調べておきましょう。
スタッフ採用基準
オンライン秘書のサービスの質を判断する材料になるのが、スタッフ採用基準です。面接や実技試験などの採用フロー、採用率、採用後の研修体制などを確認しましょう。所属するスタッフが正社員なのかそれ以外の契約なのかも確認したいところ。
実績・評判
オンライン秘書サービスとの相性を判断する材料になるのが、実績・評判です。実績は、サービス公式サイトや資料などによく掲載されています。豊富な実績があるということは相応のノウハウが蓄積されている可能性が高く、サービスの品質に期待ができます。また、利用している会社の規模感や業界・業種が自社と近いか、解決課題の事例が自社のニーズに合うかにも注目しましょう。
評判については、インターネットで「サービス名+口コミ」といったキーワードで調べることもできます。
セキュリティ対策
オンライン秘書に依頼する業務において、企業の機密情報を取り扱う場合があります。契約の際には必ず秘密保持契約(NAD)を結びましょう。
また、そのサービスを提供する会社内のセキュリティ対策も確認したいところです。セキュリティに関する認証の取得や、スタッフの勤務環境、業務に使用するPCの扱いなどもチェックポイントです。外部からはチェックが難しい部分ですが、最低限公式サイトにセキュリティ対策が明記されているかは確認しておきましょう。
実績の多さや長く続いているサービスかという点も、トラブルなく事業を継続できている証として判断材料となります。
おすすめオンライン秘書サービス10選
ここからはおすすめオンライン秘書サービスを紹介します。
特徴、サービス内容、料金プランを比較して自社に合ったサービスを見つけてください。
おすすめ1 CASTER BIZ(キャスタービズ)
「CASTER BIZ(キャスタービズ)」は、個人事業主から、誰もが知る上場企業までと契約企業数が多く幅広いオンライン秘書サービスです。
採用倍率「1/100」の難関を突破した優秀なアシスタントに業務委託することができます。
サービス内容
秘書、事務、人事、経理は勿論のこと、翻訳や制作、その他様々な対応が可能です。
例えば個人事業主の方だとメール対応やリサーチ作業を、出版社だと採用等人事関係や経理関係を、等依頼主の要望に応じたサービスを提供しています。
料金プラン
①BASIC
- 料金:¥120,000/月
- 契約期間:6ヶ月
- 実働時間:30時間/月
- 対応時間:平日9〜17時
②LONG
- 料金:¥108,000/月
- 契約期間:12ヶ月
- 実働時間:30時間/月
- 対応時間:平日9〜17時
どちらのプランでもそれぞれ有料にはなりますが、延長や繰越、前借サービスの利用が可能です。
おすすめ2 SUPPORT+iA(サポーティア)
「SUPPORT+iA(サポーティア)」は税理士や公認会計士が多数在籍するグランサーズ株式会社が運営しています。
同社のサービスでは公認会計士や税理士等の有資格者多数がバックアップしており、充実した教育プログラムを有しています。業務に当たるオンラインアシスタントは採用率1%未満の正社員であり社内検定を通過していることから、高品質でのサービス提供が可能です。
レベルの高い教育研修と蓄積したノウハウがあることが特徴的です。
サービス内容
経理財務は勿論のこと、庶務や人事労務、総務等のバックオフィス代行に特化しています。特に高い専門性を要する財務・経理業務の信頼性は随一です。
料金プラン
①トライアル
- 料金:¥75,000/月
- 実働時間:15時間/月
②ライト
- 料金:¥98,000/月
- 実働時間:20時間/月
③スタンダード
- 料金:¥138,000/月
- 実働時間:30時間/月
④エンタープライズ
- 料金:¥18,000/月
- 実働時間:40時間/月
上記以外でも要望に合わせてプランを作成してくれるので、問い合わせて相談してみるのも良いでしょう。
おすすめ3 Remobaアシスタント
「Remobaアシスタント」はクラウド活用支援アウトソーシングサービスNo.1のオンライン秘書サービスです。
アシスタントは厳格な採用プロセスを経て採用されており、更にオンラインで働くことに特化したスキル教育・研修を受けています。チームでのサポート体制を構築しているため、安定した品質で継続してサポートしてもらうことが可能です。
サービス内容
スケジュール調整やメール対応等の一般的な秘書業務に加え、翻訳や経理等のサービスも提供可能です。
料金プラン
①スタンダードプラン
- 料金:96,000円/月
- 契約期間:6ヶ月
- 実働時間:30時間/月
- 対応時間:平日9〜17時
②ロングプラン
- 料金:90,000円/月
- 契約期間:12か月
- 実働時間:30時間/月
- 対応時間:平日9〜17時
どちらのプランでもそれぞれ有料になりますが、延長は勿論のこと、土日(9:00〜17:00)対応や深夜(17:00〜22:00)対応も可能です。
おすすめ4 フジ子さん
「フジ子さん」は業界水準のおよそ半額という価格が魅力的なオンライン秘書サービスです。
月額51,700円から、1か月のみの利用が可能なことに加え、2時間分が無料でお試しすることができます。最新のセキュリティ技術と徹底した情報管理教育により、大切な情報を安心してお任せすることが可能です。
サービス内容
秘書業務に加えて、経理や総務人事、WEBサイト運用やリサーチ・見積業務のサービスが提供可能です。
料金プラン
①トライアル
- 料金:無料
- 契約期間:1週間
- 実働時間:2時間
- 対応時間:平日9〜18時
②PLAN20
- 料金:47,000円/月
- 契約期間:1ヶ月
- 実働時間:20時間/月
- 対応時間:平日9〜18時
③PLAN30
- 料金:69,000円/月
- 契約期間:1ヶ月
- 実働時間:30時間/月
- 対応時間:平日9〜18時
④PLAN50
- 料金:99,000円/月
- 契約期間:1ヶ月
- 実働時間:50時間/月
- 対応時間:平日9〜18時
おすすめ5 Fammアシスタントオンライン
「Fammアシスタントオンライン」は業界最安値レベルの月額40,000円から依頼が可能なオンライン秘書サービスです。全国紙を発行する会社や、大手通信会社等も利用しています。
多彩な経歴を持つ高スキルのアシスタントが 所属しており、予算や時間に合わせて、 最も適切なプランの提案を受けることが可能です。
サービス内容
人事業務、経理業務等の事務作業は勿論のこと、Webデザイン・コーディング、動画編集のスキルを持つアシスタントも多く在籍しているので、一般的なWeb・映像制作会社よりも安価に依頼が可能です。
料金プラン
実働時間は30時間です。契約は3か月からですが、内容により1~2か月でも対応可能です。
①3か月プラン
- 料金:79,500円/月
②6か月プラン
- 料金:75,000円/月
③12か月プラン
- 料金:70,500円/月
おすすめ6 Lancers Assistant(ランサーズアシスタント)
「Lancers Assistant(ランサーズアシスタント)」は日本最大級のクラウドソーシングサイトを運営しているランサーズ株式会社が運営しているオンライン秘書サービスです。
導入後は専任のディレクターに任せて、厳選された各業務のプロのチームにサポートしてもらうことが可能です。
サービス内容
バックオフィスを中心に行うアシスタント、クリエイティブ制作、コンテンツSEOの主に3つのサービスがあります。
料金プラン
契約期間等に応じて料金が変わるため、一例を紹介します。
①定額アシスタント
- 料金:100,000円 / 月
- 契約期間:3ヶ月〜
- 実働時間:30時間/月
②定額クリエイティブ
- 料金:60,000円 / 月
- 契約期間:3ヶ月〜
- 実働時間:10時間/月
③定額コンテンツSEO
- 料金:100,000円 / 月(初期費用:50,000円)
- 契約期間:6ヶ月
おすすめ7 なげっぱ
「なげっぱ」は1か月から利用でき、また低価格であることが特徴のオンライン秘書サービスです。
同社は「早い、質が良い」に徹底的にこだわっており、専門性の高いアシスタントのチームにサポートしてもらうことが可能です。
サービス内容
ビジネス全般、WEB・デザイン系に対応可能です。また、オプションで風評被害対策を提供しているのが特徴的です。
料金プラン
全てのプランが1か月から利用可能です。
①ライトプラン
- 料金:33,000円 / 月
- 実働時間:12時間/月
②スタンダードプラン
- 料金:55,000円 / 月
- 実働時間:21時間/月
③プラチナプラン
- 料金:110,000円/ 月
- 実働時間:50時間/月
おすすめ8 i-staff(アイスタッフ)
「i-staff(アイスタッフ)」は日本トレンドリサーチ社で3冠の実績を誇るオンライン秘書サービスです。
オンライン秘書サービスの会社では珍しく、オフライン業務が可能なことであることに注目です。採用率1%のアシスタントから、スピーディーで確実なサポートを受けることが可能です。また、業界唯一の返金保証がついていることも特徴的です。
サービス内容
秘書業務、経理、WEBサイト運用等のサービスが利用可能です。
料金プラン
おためしプラン以外は実働時間は30時間/月、平日9~18時の対応になります。
①おためしプラン
- 料金:無料
- 契約期間:2週間
- 実働時間:3時間/月
②ライトプラン
- 料金:114,000円/月
- 契約期間:3か月
③ベーシックプラン
- 料金:93,000円/月
- 契約期間:6か月
他に契約期間1年のプレミアムプランやカスタマイズプランもあります。
おすすめ9 ビズアシ
「ビズアシ」は日本最大級の仕事運営サービスで有名なクラウドワークスが運営しているオンライン秘書サービスです。400万人という豊富なデータベースから、経験やスキルがマッチする人のみを提案してくれます。更に契約前の経歴書確認とオンライン商談によりミスマッチを防止することが可能です。チーム制ではなく固定の担当アシスタントが業務に対応してくれます。
サービス内容
400万人という豊富な人材からマッチングしてくれるため、ニーズに合わせた幅広いサービスを提供可能です。
料金プラン
- 契約期間:1ヶ月 (アシスタントの変更可)※期間により割引有
- 実働時間:デザイン・広告運用業務は月40時間~、その他の業務は月60時間~
- 対応時間:平日9〜18時
事例により異なるので、資料のダウンロードをおすすめします。
おすすめ10 BUSINESS ASSIST(ビジネスアシスト)
「BUSINESS ASSIST(ビジネスアシスト)」はこれまでご紹介した企業とは違い、電話対応に特化したオンライン秘書サービスです。
電話対応をプロの電話秘書に任せることにより、本来の業務に集中することができるようになり、仕事の生産性を上げることが可能です。また、高感度の高い電話対応を受けたお客様の好感度を上げることもできます。
本業は社員に、電話応対は外注という分業によって生産性向上が図れます。
サービス内容
電話応対に特化しています。正しい日本語教育、電話応対後のスピーディーな報告、また1~2コールでの受電等の高いクオリティを誇ります。
料金プラン
平日9~18時の対応になります。
各社様の業種によってプランが異なります。
①基本プラン
- 料金:20,000円/月
②専門業向けプラン
- 料金:30,000円/月
③士業向けプラン
- 料金:30,000円/月
まとめ
オンライン秘書サービスにはさまざまなものがあり、サービスによって特に強い業務、独自に対応している業務などが含まれています。料金体系は実働時間に応じた月額プランが主流です。
本記事を参考に、自社で依頼したい業務の内容や量に合わせた最適なサービスを見つけてみてください。
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