【2023年版】おすすめの経理代行サービス比較5選!経理代行サービスのメリットデメリットを含め徹底解説します!
オンラインアシスタント・秘書サービスなら「サポーティア(SUPPORT+iA)」
経理業務は会社運営に必要不可欠且つ専門的な知識が必要な業務です。大企業であれば「経理部」があり、専門の人員も揃っています。ですが、中小企業であれば経理作業は経営者もしくは少人数の担当者が行うことが殆どでしょう。
忙しい経営者にとって、コア業務を行いながら経理作業に割り当てる時間を捻出することはなかなか厳しいでしょう。また、経理の担当者の退職等により新たに経理担当者を採用するとなると、新規採用や引継ぎにかける時間やお金もかかることになります。
そこで今回、その悩みを解決できる経理代行サービスについて解説した上でおすすめの業者を紹介します。
目次[非表示]
- 1.経理代行サービスとは
- 1.1.記帳代行サービスの内容
- 1.2.請求書業務代行サービスの内容
- 1.3.給与計算代行サービスの内容
- 1.4.その他の経理業務
- 2.経理代行サービスのメリット
- 2.1.コスト削減につながる
- 2.2.入力・計算ミス及び不正の防止が図れる
- 2.3.安定した経理作業が可能になる
- 3.経理代行サービスのデメリット
- 3.1.自社の経理人材が育たない
- 3.2.セキュリティのリスク
- 3.3.独自の業務など、対応できない場合がある
- 4.経理代行サービス選定のポイント
- 4.1.自社のニーズに合っているか
- 4.2.セキュリティ対策に問題がないか
- 4.3.十分な実績があるか
- 5.経理代行サービスおすすめ5選
- 5.1.おすすめその1 SUPPORT+iA(サポーティア)
- 5.2.おすすめその2 CASTER BIZ(キャスタービズ)
- 5.3.おすすめその3 メリービズ バーチャル経理アシスタント
- 5.4.おすすめその4 NOC経理アウトソーシング
- 5.5.おすすめその5 NTTファイナンス 経理業務アウトソーシングサービス
- 6.まとめ
経理代行サービスとは
「経理代行サービス」で対応してくれる主な作業は次の3つです
- 記帳代行
- 請求書業務
- 給与計算
- その他の経理業務
それぞれのサービス内容について簡単に解説します。
記帳代行サービスの内容
記帳とは日々発生する領収書や会計ソフトへの入力作業を指します。税法上必要とは言え、入力にはかなり時間を取られる作業でしょう。
記帳代行サービスのみですと1か月単位のみでの契約としている業者が多く、繁忙期のみ契約等のハイブリッドな使い方が可能です。
請求書業務代行サービスの内容
請求書業務は、取引の後の請求書発行や代金回収業務を指します。売上管理や支払い処理、データ入力やチェック等も含まれます。取引先やお客様が相手となるため、請求項目や金額等の各項目にミスがないか確認しながらの作業となります。注意力や時間が必要となり、苦手意識がある方も多いのでアウトソーシングするメリットはあるでしょう。
給与計算代行サービスの内容
給与計算代行サービスでは、毎月の給与計算をベースに、振込・納税や年末調整、住民税更新等をオプションで加えることができます。
その他の経理業務
他にも、売掛金・買掛金管理や、経理庶務とも言える領収書や書類のファイリング・整理や書類の郵送等の幅広い業務を依頼することが可能です。
決算申告や税務申告は税理士資格者にしかできないので、こちらを経理代行サービスに委託する場合は有資格者かどうかを確認する必要があります。(参考:国税庁HP 非税理士により行うことが禁止される税理士業務 )
尚、財務関連の業務である資金運用業務や資金調達業務、予算管理業務等は経理代行サービスには含まれません。
経理代行サービスのメリット
経理代行サービスのメリットを解説します。
主なメリットは次の3つです
- コスト削減につながる
- ミスや不正の防止
- 安定した経理業務可能になる
コスト削減につながる
自社で経理担当社員を雇用する場合には、採用と教育のコストがかかります。優秀な経理担当者は引く手あまたですから、即戦力の採用は簡単ではありませんし、未経験者を一から育てるには相当な教育コストがかかります。一方、経理代行サービスを利用すれば採用・教育する工数が不要になり、コストの削減につながります。
入力・計算ミス及び不正の防止が図れる
経理業務は専門知識を要する上にミスが許されない作業です。慣れない人が限られた時間で正確に行うのは非常に難しいといえます。
経理代行サービスでは経理の専門家が高度なレベルで正確に処理を行ってくれるため、自社の専門外の社員が行う場合に比べ、入力ミスや計算ミスなどを防ぐことができます。
また、一人や少人数の自社の社員だけが経理業務を行う場合、不正が起きやすいというリスクがあります。外部に委託することでそういったリスクをなくすことができます。
安定した経理作業が可能になる
会社の規模が拡大すれば、経理業務はそれに対応して複雑かつ膨大になっていきます。法令の面でも対応が変わることがあるため、経理は様々な変化に柔軟に対応していく必要があります。経理代行サービスを利用することで、会社の事情に合った経理作業を常に維持することができるようになります。代行業者は経理のプロですから、法令の改正がある場合にもすぐに対応してくれます。
他にも経理代行サービスを利用することにより、コア業務に集中できる、経理のプロからの助言が得られる等のメリットがあります。
経理代行サービスのデメリット
次に経理代行サービスのデメリットを解説します。
- 主なデメリットは次の3つです。
- 自社の経理人材が育たない
- セキュリティのリスク
- 独自の業務など、対応できない場合がある
自社の経理人材が育たない
経理をすべて外部に頼ってしまうと自社の経理人材が育たない、ノウハウが蓄積されないというデメリットがあります。
将来的に自社内で経理業務を完結できるようにしたい場合は、経理業務の一部を代行サービスに委託したり、繁忙期のみの利用にする等、サービスの利用を限定することも考える必要があります。また、代行業者に丸投げにするのではなく、積極的に質問するなど主体的に関わることでプロの知見を吸収することができます。
セキュリティのリスク
経理をアウトソーシングする以上、社外の第三者に内部のデータを渡すことになりますから、情報流出する可能性がないとは言い切れません。機密情報の扱いには十分に注意をし、、セキュリティ対策がきちんとしている代行業者を選びましょう。
独自の業務など、対応できない場合がある
経理業務は基本的にどんな会社でも同じ簿記のルールに則って行われるものですが、企業独自の業務やルールも存在します。例えば経理代行サービスから納品されたデータを整理する・自社独自の仕様に修正する等の業務が発生するケースです。
そういった業務には代行業者が対応できない場合があり、自社で行わなければならない可能性があります。
他にもオプションの追加等により想定外にコストが掛かることがある、一旦委託すると長期的にコストが掛かり続ける等のデメリットがあります。
経理代行サービス選定のポイント
経理代行サービス選定時に何を基準に判断すればいいでしょうか。ここでは、基準となる以下の3つのポイントについて解説します。
- 自社のニーズに合っているか
- セキュリティ対策に問題がないか
- 十分な実績があるか
自社のニーズに合っているか
まずは自社が依頼したい経理作業を明確にすることが大切です。
経理業務全般を任せるのか、記帳業務などの一部業務を任せるのかによってもコストが大きく異なるだけでなく、経理代行サービス会社によって対応できる業務範囲が違ったり、頼みたい業務が基本料金に含まれるのか、オプションとなるのかも異なります。
自社の課題を明確にし、何を・どこまで・依頼したいのかを精査した上で、自社のニーズに合った経理代行サービス会社を選定しましょう。
セキュリティ対策に問題がないか
経理代行サービスに委託するデータには、企業の経理情報等の機密情報が含まれます。データの受け渡し時に適切な暗号化やセキュリティ対応を行っているか、メンバーがセキュリティ教育を十分に受けているかということに加え、適切なセキュリティ対策が実施された作業場所であるかどうかといったことを確認しましょう。
最近ではクラウド上でのデータのやり取りやテレワークも増えているため、契約後も随時確認することがおすすめです。
十分な実績があるか
委託する会社に十分な実績や知見があるのかどうかも確認のポイントとなります。
業種や企業の成長ステージによって必要な経理業務は異なります。実績を見る場合には自社と同業種や近い企業規模の経理実績があるかを確認しましょう。
ベンチャー企業など変化の大きい会社であれば、成長に合わせて契約内容の変更が柔軟に行えるかもチェックしておきましょう。
他にも連絡可能時間帯や連絡手段が自社とマッチするかなども重要な選定ポイントです。
経理代行サービスおすすめ5選
上記の経理代行サービス選定ポイントを中心に、おすすめの企業を5つ紹介します。
おすすめその1 SUPPORT+iA(サポーティア)
まず1つ目はグランサーズ株式会社が運営するSUPPORT+iA(サポーティア)です。
グランサーズ株式会社は母体が税理士法人のため、経理・税務・IPOなど専門的な知識を必要とする業務においてプロフェッショナル人材が多く在籍し、また創業から約10年間で1500社を越える支援実績があります。コストについては見積が必要ですが、高いスキルを持った人材を素早く導入でき、必要な稼働分だけ「変動費」として無駄なく活用することが可能です。バックオフィス業務のフローに関する構築支援や改善提案などのコンサルティングも行っているので、将来的に自社内のみで経理業務を行いたい場合もサポートしてもらえます。
対応可能時間は平日9時から18時までですが、オフィス常駐での業務対応もしてもらえること、料金は別途発生しますが延長が可能で柔軟な対応が可能ことも魅力です。
おすすめその2 CASTER BIZ(キャスタービズ)
2つ目は株式会社キャスターが運営するCASTER BIZ(キャスタービズ)です。経理業務を含むバックオフィス業務全般の運用実績があり、採用倍率「1/100」の厳選された優秀なアシスタントにサポートしてもらえます。経理業務では経理記帳 / 請求書・領収書発行 / 請求・支払処理 / 売上・入金確認 / 紙伝票データ化等を委託できます。会社の規模毎の導入事例がHPに掲載されているため、自社の規模の会社がどのような業務を委託しているか等が確認可能です。
対応時間は平日9時から17時までですが、延長や繰越・前借が可能なこと、実働30時間/月で月額12万(税抜き・半年契約の場合)と比較的安価であることが強みといえます。
おすすめその3 メリービズ バーチャル経理アシスタント
3つ目はメリービズ株式会社が運営するメリービズ バーチャル経理アシスタントです。簿記2級以上・実務経験豊富なオンラインプロ経理スタッフが、仕訳入力や経費精算などの日常業務から決算や会計ソフト導入含むあらゆる経理業務を担ってくれるため、必要なデータを必要なときに得て経営判断を素早く行うことが可能になります。東証一部上場企業から中堅・中小・スタートアップ企業までのサポート実績があります。
オンラインがメインとなりますが、土日祝も対応可能であること、全国700名以上のバックアップ体制で柔軟に対応してもらえることが特徴的です。
おすすめその4 NOC経理アウトソーシング
4つ目はNOCアウトソーシング&コンサルティング株式会社が運営するNOC経理アウトソーシングです。経理に関連した業務全般の問題、課題を把握・整理した上で、最適な業務運用を提案・実行してくれます。経理業務の代行だけではなく、その企業の経理部のあるべき姿へのアドバイス、財務視点でのコンサルティングを提供してくれるため、企業の経理財務部門の改善が期待できます。設立から30年の歴史があり、その間の顧客からの解約率は1%程度という確実な実績を誇ります。
受託した業務を「分解し、それぞれに最適なレベルの人材をあて最適な時間配分で業務遂行してくれるため、常に低コスト・高品質でバランスのとれたサービスを提供してもらえることが強みです。
おすすめその5 NTTファイナンス 経理業務アウトソーシングサービス
最後にNTTファイナンス株式会社が運営する経理業務アウトソーシングサービスをご紹介します。NTTファイナンス株式会社はNTTグループの主要会社として最先端の金融・決済・ビリングサービスを展開する会社です。NTTグループという国内最大規模のグループで培ったノウハウで経理業務の効率化や品質向上を最適なソリューションで幅広くサポートしてくれます。サービス対象業種は業種・業態・規模を問わず、またNTTグループならではのデータの保管・管理・破棄体制の基準の明確にした守秘義務契約や個人情報管理にも力を入れています。
アウトソーシングだけでなく、コンサルティングや人材派遣も行っているため、俯瞰的に自社の経理を見直してもらうことが可能です。
まとめ
経理業務は専門知識を必要とする業務が多く、離職者が発生すると採用や教育に大きなコストがかかります。
経理代行サービスを利用することで継続的にコストはかかるものの、トータルではコストを抑えることができる可能性が高いです。また、高いスキルを持った人材をすぐに導入でき、必要な時期に、稼働分だけ無駄なく活用できる点は企業にとって大きなメリットとなります。
本記事が自社に最適な経理代行サービス導入の参考になれば幸いです。
関連記事